映画『ゲット・アライブ』ネタバレあり感想|こんなに面白そうなビジュアルなのに・・・

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ゲットアライブ 2021年に観た旧作
Copyright (C)2017 MyS Produccion S.R.L.
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U-NEXTで配信中の映画『ゲット・アライブ』を観ました。

ポスタービジュアルの超面白そうな感じから期待しまくっていたのですが・・・な感じの感想を書いていきます。

 

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『ゲット・アライブ』の概要

さえない詐欺師チームが凶悪ギャングに仕かける大勝負の行方を描いたクライムアクション。相棒サラと美人局で日銭を稼ぐ青年レオは、ターゲットの男がホテルの部屋でギャングに殺される現場を目撃してしまう。ギャングの目的は、その男が持つ機密ファイルだった。どさくさに紛れてそのファイルを手に入れてしまったレオは、ギャングのボスであるドゥージェから命を狙われる羽目に。絶縁状態になっていた兄や昔の仲間たちに助けを求めるレオだったが、ドゥージェは最凶の殺し屋ハーケンを彼らのもとへ送り込む。主人公レオ役を「エル・クラン」のペテル・ランサーニ、ギャングのボス役を「仮面の男」のジェラール・ドパルデューがそれぞれ演じた。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2018」上映作品。

2017年製作/91分/アルゼンチン・スペイン合作
原題:Solo se vive una vez
配給:クロックワークス

引用元:映画.com

監督:フェデリコ・クエバ
脚本:セルジオ・エスケナジ

出演:ペテル・ランサーニ、パブロ・ラゴ、ジェラール・ドパルデュー、ウーゴ・シルバ、サンティアゴ・セグーラ、カルロス・アレセス、ルイス・ブランドーニ

 

予告編はこちら↓

 

個人的評価:27点

 

ここから感想文(ネタバレ注意!)

『ゲット・アライブ』を観た僕の感想をザックリ書いていきますが、この先ネタバレにも触れるので何も情報を入れずに映画を観たいという方は、まず先に映画を観てから読んでください!

 

ぬるぬる銃撃戦

レオ
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オープニングはKISSの「I Was Made For Lovin’ You」でゴキゲンにスタート。
結局ここがこの映画のピークだったんですけど・・・。

主人公レオは詐欺師で、相棒のサラと美人局で日銭を稼いで生活をしている。
ってことを説明する最初のシーンが何とも分かりづらい。

サラが金持ちとヤッてるところを隣の部屋からレオがスマホで撮影してるんですけど(マジックミラーになってる)、そもそもそのアパートにサラが金持ちと一緒に入ってくるときに無用心にもレオが部屋の窓から顔を出して声かけたりしちゃってるんです。
でヤッてるところを盗撮してるから、偶然にもヤリ部屋の隣に住んでた男がただただ盗撮しているようにしか見えないんですよ。(僕だけか?)

そうこうしてると、そのヤリ部屋にギャングが入ってきてなにやら特許の契約書にサインをさせて金持ちを射殺。
偶然にもその現場を撮影してしまったレオもギャングにバレてしまい、契約書を持ってサラと一緒に逃走。

ここからの逃走劇がドキドキハラハラ感に欠ける、なんともぬる~い逃走劇で「あ、この映画つまんないのかも」って急激に冷めてしまいました。
結果このぬる~い感じが、この映画最後までずっと続いちゃうんですけど。

何がぬるいって、とにかくギャングたちが今日初めて銃を持ったのかってぐらいに全然標的に銃弾を当てれないってとこで。
コメディー映画なんだからそれでいいじゃんってことなのかもしれないけど、必死に主人公が逃げれば逃げるほど「どうせ当たんないのに」って白々しくなってしまうんです。
そうかと思うと相棒サラが急に撃たれたことになっててあっさり死亡。
ヒロインじゃなかったんか!と誰もが思う展開もなんだかなぁって感じでした。
僕の好みの問題かもしれませんが。

 

なにがめでたいの?

ギャング
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で、レオはギャングから逃げるためにユダヤ教徒に扮したことで、あれよあれよと素性を隠したままユダヤ教徒のコミュニティで生活をすることに。

ユダヤ教徒とのパートは普通に面白いんです。
ヨシとかどんどんいいキャラになってくし。

けど結局ギャングとのあれこれが全体通じてやっぱりぬるくて普通に面白くないんですよねぇ。
最強の殺し屋みたいなのも何とも微妙だし。

そもそもなんでレオは契約書を手放さないんだっけ?ってのも観てるうちによく分かんなくなるし、レオが指名手配されてるのも謎だし。

そんでラスト、教会をめちゃくちゃにしつつもギャングをぶっ潰してめでたしめでたしみたいになってるけど、レオにとってはめでたいのかもしんないけど、他の人たちって何にもめでたくなくない?

勝手に巻き込まれていろいろグチャグチャにされて(拉致とかされてるし)、ギャングが潰れたところでもともと別にメリットも何もないし。
レオが感謝される意味が全く理解できない。
あと苦手な鳩の克服も超雑。

 

総評

爆撃
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期待を遥かに下回る、紛うことなき駄作でしたよ!!
良かったのは映画を観始める前にポスターアートを見てワクワクしたのと、オープニングのKISSぐらいですかね!

オープニングではあんなにゴキゲンだった「I Was Made For Lovin’ You」が、エンディングではこんなにもダレて聴こえるとは(しかもリピート!)。

90分で同じ曲をこんなに違って聴かせてくれるのも映画の良さのひとつですねー(テキトウ)

 

『ゲット・アライブ』は、U-NEXTで配信中ですよ~

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