1日1本映画感想文3日目『マトリックス レザレクションズ』

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レザレクションズ 2021年新作映画
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『ほぼ』1日1本映画の感想を書いています。

 

『マトリックス レザレクションズ』

ポスター

初公開:2021年12月17日(日本)
ジャンル:SF、アクション
製作国:アメリカ
上映時間:148分
監督:ラナ・ウォシャウスキー
出演:キアヌ・リーブス、キャリー=アン・モス、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世

 

だいたいのストーリー

ネオ

ネオ(キアヌ・リーブス)がまたマトリックスの世界で生活していて、そして現実世界に戻る。

 

評価&感想

ネオとトリニティー

35点(3本中3位)

ネオ(キアヌ・リーブス)とトリニティー(キャリー=アン・モス)がしっかり22年歳をとっている。
過去3作の映像が何度も何度も繰り返し挟み込まれるので嫌でも時の流れを感じてしまう。
そしてネオとトリニティーと同じ様に『マトリックス』という映画自体も22年歳をとり、もはや革新的だとか斬新さだとかスタイリッシュだとかそういうことでは無くなっている。
さらにはそれを観ている僕自身もマトリックスと同じようにあれから22年歳をとっているわけで。(1作目公開の1999年、映画館で観ていた僕は14歳!)
あの頃からすっかり変わってしまったそれぞれに思いを馳せ、その変化もそれはそれで感慨深くもあり少し感傷的にもなってしまったのですが・・・

いかんせん、映画自体が全然面白くないのだからどうしたものか。

映画序盤の現実なのか妄想なのか、境界線が分からなくなって頭が変になっちゃいそうなぐらいグワングワン掻き乱してくる展開はかなり楽しかったんだけど、ネオが覚醒して現実世界に戻って以降が何とも。
3作目『レボリューションズ』(2003)から今作までの18年間の空白を埋める作業をただ延々見せられるのが退屈で、セリフも映像も全部右から左へ水のように流れて行ってしまった。

でもその原因は分かっている。
僕が全く事前に復習していなかったからだ。
思い返せば過去3作とも、公開された当時に映画館で観て以降一度たりとも観返していなかったのだ!
これだけの歴史的傑作ともなると、テレビやラジオ、雑誌などを通じて何度もマトリックスの話題に触れる機会はあったので、マトリックスに相当な熱量を持っている人たちと同じように、僕自身もマトリックスにかなりの思い入れを持っていると思い込んでいたのだが、実際にはストーリーすらほとんど覚えていなかった。
なので18年間の空白を埋める作業をただ延々していたのは、映画では無く僕自身だったということか。

18年間の空白を埋めることがメインになって映画が頭に入ってこなかったのは、僕が悪いのか映画もやっぱり悪かったのか。
答えはいつも風の中。

ちゃんと復習して出直します!

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