映画『エンド・オブ・トンネル』ネタバレあり感想|穴だらけの映画だけどラストが最高だからもう最高!

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エンド・オブ・トンネル 2021年に観た旧作

U-NEXTで配信されている、アルゼンチン・スペイン合作映画『エンド・オブ・トンネル』観ました!

ツッコもうと思えばいくらでもツッコみどころのある映画ではあるけど、それ以上に面白いところのあるとても魅力的な映画だったので、そんな感じの感想を書いていきます!

 

過去の感想はこちら↓

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『エンド・オブ・トンネル』の概要

不自由な身体を逆手に取って完全犯罪に挑む車椅子の男性の戦いを、「人生スイッチ」のレオナルド・スバラーリャ主演で描いたクライムサスペンス。事故で妻と娘を亡くし自らも車椅子生活となったホアキンは、自宅に引きこもり孤独な毎日を送っていたが、貯金が底をついたため自宅の2階を貸し出すことに。そして住みはじめたストリッパーのベルタとその娘に亡き妻子の姿を重ね、少しずつ明るさを取り戻していく。そんなある日、自宅の地下室で奇妙な音を聞いたホアキンは、悪党たちが地下にトンネルを掘って銀行に押し入ろうとしていることに気づく。さらにベルタが彼らの協力者であることを知ったホアキンは、ベルタ母娘を泥沼から救い出すべく、悪党たちから現金を奪い取ろうと思いつく。ベルタ役に「ヒドゥン・フェイス」のクララ・ラゴ。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2017」上映作品。

2016年製作/120分/アルゼンチン・スペイン合作
原題:Al final del tunel
配給:クロックワークス

引用元:映画.com

監督:ロドリゴ・グランデ
製作:マリエラ・ベスイェフシ 、ブロ・エチャリ、バネッサ・ラゴーネ、アクセル・クシェバツキー
製作総指揮:マリエラ・ベスイェフシ、パブロ・エチャリ、ハビエル・ロペス・ブランコ
脚本:ロドリゴ・グランデ
撮影:フェリックス・モンティ
編集:イレーヌ・ブレクア
音楽:フェデリコ・フシド ルシオ・ゴドイ

出演:レオナルド・スバラーリャ、クララ・ラゴ、パブロ・エチャリ、フェデリコ・ルッピ、ワルテル・ドナード、ハビエル・ゴディーノ

 

予告編はこちら↓

 

個人的評価:84点

 

ここから感想文(ネタバレ注意!)

『エンド・オブ・トンネル』を観た僕の感想をザックリ書いていきますが、この先ネタバレにも触れるので何も情報を入れずに映画を観たいという方は、まず先に映画を観てから読んでください!

 

車イスの主人公

車イス

まず初めに言っておくと、上記の映画の概要や映画のキャッチコピーになっているような、「不自由な身体を逆手にとって」や「最大の武器は不自由な下半身」なんてのはまったくの嘘である。

主人公ホアキンは確かに下半身が不自由で車いすに乗っているものの、この映画に置いて車イスであることはさほど不利でもなく、ましてやそれが有利になるような展開は無い。

主人公が車イスであるということが、脚が不自由であること以外に特に意味を持たないという意外と稀な作品と言えるのではでしょうか。

 

主人公ホアキンの謎

謎

主人公の過去についてはほぼ語られないのだが、おそらく事故で妻と娘を亡くして、車イスになったのもその事故が原因であるのだろうと思われる。

それを特に言葉で説明することなくほんのり匂わせてくれる演出は良いのだけど、それ以外にもほぼ何の説明もなく全く意味の分からないことが多々あったり、めちゃくちゃ意味深なシーンが全然最後まで意味なかったりと、隙ありまくりなのがこの映画の欠点であり良く言えばチャーミングなところ。

主人公ホアキンが隣の住人が何か悪さをしようとしていることに気づくくだり。
偶然気がついたようにも思えるんだけど、そもそもこの人、地下室に籠って聴診器使って何をしていたんだろう。
盗聴器とか隠し小型カメラとか何で持ってるんだろう。
あらかじめ隣人が銀行強盗を企てるのを待っていたなんてのはあまりにも無理があり過ぎるし。
謎は深まるばかり。

後分からなかったのは、ベルタをベッドに縛り付けたあたりからやたらとスマホのタイマーを設定しだすのだけど、あれは一体何のタイマーなんだ。
最初はベルタが目覚めた後に騒ぎ出さないために、クスリが切れるころ合いにタイマーを設定したってことなのか?
その後のタイマーについては本当に謎。
トンネル移動にかかる時間を計っているのか?
そういうことなのか?

そして先回りして銀行に潜入したホアキン(銀行の床、爆破せずに開けれるんか!というツッコミもあり)が、開けてはいけないという言われている麻薬組織の貸金庫から金を盗んだ後、貸金庫の蓋がしっかりしまっていないというあのシーン。
後々、それきっかけでホアキンの計画がバレてしまうのだろうと観てる全員が思うところ、その件は全くスルーされるという驚愕の展開が。
気づいているにもかかわらず!

それ以外にもツッコミどころはいろいろあったような気もしますが、ちょっと思い出せないのでこれぐらいにしときます。

 

痛快としか言いようがない

痛快

とまあ、あーだこーだイチャモンつけてきましたけど、そんなの全部吹っ飛ばすぐらいラストの展開が面白かったんで「この映画最高!」ってことでいいんです!

行き当たりばったりが全部上手く行っちゃったようにも思えるんだけど、実はすべて今までの行動が繋がってラストの結果に至っているという。
でも運の要素も多分にあるし、何より痛快!
強盗団のあの3人、3人ともがイイ!

安楽死クッキーは、初め出てきたときには絶対に子供が誤って食べて悲惨なことになる不穏な映画に違いない!なんて思ってたけど、結果ストレートにラスボスが食って死ぬというのもバカっぽくてとても良い。

とても良いんです。

 

総評

ベルタ

穴の多い映画かもしれないけど、なんだかんだめちゃくちゃドキドキハラハラさせられるし、悪役たちも超怖いしで、予想外に凄く楽しめました!

ベティと2人で庭で花火を見るシーンとか良いシーンもあったりして。

でもよくよく冷静に考えると、ベルタを縛り付けて注射打ちまくったり、銀行強盗から金を盗もうとしたりと、主人公ホアキンの異常性は単純に良い話として片付けていいのだろうかと疑問も湧かなくも無いけど。

 

そんな『エンド・オブ・トンネル』はU-NEXTで配信中ですよ~

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