1日1本映画感想文44日目『ブラック・クラブ』

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ポスター 2022年に観た新作
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ウィル・スミスの張り手について情報収集したい気持ちをグッと抑えて、映画の感想を書きます。

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『ブラック・クラブ』

ポスター

初公開:2022年3月18日(Netflix)
ジャンル:アクション、サスペンス
製作国:スウェーデン
上映時間:85分
監督:アダム・バーグ
脚本:アダム・バーグ、ペレ・ラドストローム
出演:ノオミ・ラパス、ヤコブ・オフテブロ、エリク・エンゲ

だいたいのストーリー

戦争を終わらせる最後の手段として、謎の容器を届ける。
スケートで。
誰と戦っているのかは分からない。

評価&感想

46点(44本中39位)

スウェーデンのアクション映画。
スウェーデンの映画って今まで観たことあったのかな?
あるのかもしれないし、無いのかもしれない。
どちらにせよ、スウェーデン映画として意識して観た記憶はない。

主演はノオミ・ラパス。
先日観た『マヤの秘密』以来、今年2本目。
棘のある神経質な演技がとてもいい俳優。(偉そうにすみません。)

近未来が舞台っぽい戦争映画だが、斬新なのは凍った海を延々スケートで滑ってお届け物をするという設定。
ただ、設定は斬新なものの薄氷の上で起きる出来事自体は他の映画と大差はなく、その斬新な設定をあまりうまく活かせていないと思う。

広大かつ壮大な凍った海は、幻想的でもあり映像がとても美しい。
・・・無駄に。
映画のスケールと釣り合っていないというか、内容が映像のスケールに追いついていない。
やたらとスケールでかく見せてくる。

良かったのは、お届け物が終わった後。
表彰式にて騙されていたことを知った主人公がババアをぶん殴るところ。
しっかり殴ってくれた。
しかも馬乗りになって。
ババアがちゃんと鼻血出してたのも爽快。
ここが唯一良かったところ。
ここで終わってれば全然評価違ってたかも。

そこから先のウイルス兵器を巡る展開は完全に蛇足だったと思う。
ラストも、あの位置で爆発したらウイルスまき散らしてちゃってるんじゃないかって心配になる。
思ってたよりずいぶん早く爆発するからビックリする。

映画の途中で度々挟まれる過去の親子の思い出シーンの何の意味の無さも凄い。
オープニングの車を襲われるシーン以上の情報が特に出てこないし、その後の展開につながるようなことも特にない。

あとはただの好みの問題なのだが、主人公の具合がずっと悪い映画がとにかく苦手。
本作においても、特にウイルス届け終えた後の主人公の具合の悪さは本当に嫌。

なんにせよ、最初から最後までずっとあんまり面白くなかったなぁ。

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