ウェス・アンダーソンってそんなに観てないから観れるの全部観よう!
って思い立ちました。
これまでの感想はこちら↓
『アンソニーのハッピー・モーテル』
初公開:1996年2月21日(アメリカ)
ジャンル:コメディ
製作国:アメリカ
上映時間:91分
監督:ウェス・アンダーソン
出演:ルーク・ウィルソン、オーウェン・ウィルソン、ロバート・マスグレーブ
だいたいのストーリー
社会にうまく馴染めない奴らが、大した計画もなく強盗を企てる。
評価&感想
89点(39本中8位!)
ウェス・アンダーソンの作品はこれまで2本しか観てないんです。
『グランド・ブダペスト・ホテル』は映画館でほぼ全編寝ていたので覚えていない。
『犬ヶ島』は寿司屋のシーンとか、所々強烈なシーンは印象に残っているものの、映画全体としてはそんなに・・・って感じでした。
いつか全作ちゃんと観なきゃと思いつつ先延ばしにしていたので、新作『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イブニング・サン別冊』が公開されたこのタイミングで全作観ようと思い立ったのです。
オシャレでスタイリッシュな映画を作る人というイメージで、何となく自分には合わないとか思ってたんですけど・・・
結論として、長編デビュー作『アンソニーのハッピー・モーテル』は最高の青春映画だと思いましたよ!
若かりし日のルーク・ウィルソンとオーウェン・ウィルソン兄弟がとにかく2人ともかわいい。
とくにオーウェン・ウィルソン演じるディグナンのイキってる感じが不憫でたまらない。
強盗シーンはほんとに爆笑。
無意味に鼻にテープ貼るところとか最高だし、クライマックスの強盗シークエンスは何から何まで上手く行かずにテンパりまくりで最高。
とにかくディグナンのテンパり具合が愛くるしくてしょうがない。
そしてラストの刑務所でのディグナンの何とも言えない表情。
それは青春の終わり。
ほんと良い映画。
ルーク・ウィルソン演じるアンソニーが精神病院に入ってた理由が最後まで意味が分からないけど、イネスとの距離の詰め方には狂気が垣間見れた気がする。
ルーク・ウィルソンって普通にイケメンだったんだっていうのも発見。
クマールが金庫破り上手く行かなくて椅子座ってるところも爆笑だったなぁ。
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