映画のメモを取るノートとペンを替えただけで俄然やる気が出てきました。
これまでの感想はこちら↓
『天才マックスの世界』
初公開:1998年12月11日(アメリカ)
日本公開:劇場未公開
ジャンル:コメディ、ロマンス
製作国:アメリカ
上映時間:93分
監督:ウェス・アンダーソン
出演:ジェイソン・シュワルツマン、オリヴィア・ウィリアムズ、ビル・マーレイ
だいたいのストーリー
学生と教師とおじさんの三角関係。
評価&感想
87点(40本中12位)
ウェス・アンダーソンの長編2作目。
至る所でタイトルだけは見聞きしていたけど観てこなかった1本。
事前情報何にもなしに観たらまさかの恋愛映画でビックリ。
タイトルだけで全然違う映画を想像していた。
主演のジェイソン・シュワルツマン、『FARGOシーズン4』のジョストか!
一瞬オールバックのシーンが出てきたけど、ほぼ今と変わりない。
ビル・マーレイが思いっきりビル・マーレイしていて良い。
オリヴィア・ウィリアムズはめちゃくちゃキュート。
冒頭、ありとあらゆるクラブ活動の部長を務めたり創設しまくっているマックスを「バイタリティ&才気溢れる若者」的な人の話なのかと思ったが、実は真逆で「何者でもないし何物にもなれない若者」が本当にやりたいことを見つけるまでの話だと思う。
1作目『アンソニーのハッピー・モーテル』に続く青春映画でもある。
何者にもなれないとか言いつつ、マックスの手掛ける舞台はどれも飛び抜けて面白そう。
明らかに才能はここにある、なんて思って観ていると最終的にはここで才能爆発。(文字通り!)
スタイリッシュでオシャレですました映画を撮る人というウェス・アンダーソンの印象はこの2本を観た段階でとりあえずもう無くなった。
普通にめちゃくちゃ面白い映画を撮る人。
あと、オリヴィア・ウィリアムズがめちゃくちゃキュートって言ったけど、ダッシュするビル・マーレイの方が100倍キュートだったな。
音楽も最高。
『アンソニーのハッピー・モーテル』のアンソニーもそうだったけど、マックスの恋愛に対する狂気は普通にヤバい。
距離の詰め方がサイコパス。
ウェス・アンダーソン、どこがスタイリッシュでオシャレですましてるんだ!
良く知りもしないのに勝手な印象だけで決めつけるのは本当によくない。
反省。
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