映画『ゴッド・セイブ・アス マドリード連続老女強姦殺人事件』ネタバレあり感想|吃音刑事と暴力刑事とデカマラ強姦魔と。

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ゴッドセイブアス 2021年に観た旧作
(C)2015 TORNASOL FILMS, S.A.

U-NEXTで配信中の映画『ゴッド・セイブ・アス マドリード連続老女強姦殺人事件』を観ました。

なんとも物騒なタイトルの映画ですけど、その名の通り物騒だけどちょっと変わったヘンな映画だったのでそんな感じの感想を書いていきます!

 

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『ゴッド・セイブ・アス マドリード連続老女強姦殺人事件』の概要

連続猟奇殺人事件を追う刑事コンビの戦いを描いたスペイン製ミステリー。スペインの首都マドリードで、老女ばかりを狙った連続強姦殺人事件が発生した。正義感が強すぎるためにトラブルばかり起こしている暴力刑事ハビエルと、頭脳明晰で優れた捜査能力を持つが他人とのコミュニケーションが苦手な刑事ルイスがコンビを組んで捜査に乗り出すが……。「私が、生きる肌」のロベルト・アラモがハビエル役を演じ、ゴヤ賞で主演男優賞を受賞。ルイス役に「マーシュランド」のアントニオ・デ・ラ・トレ。「ワールド・エクストリーム・シネマ(WEC)2017」上映作品。

2016年製作/127分/スペイン
原題:Que Dios nos perdone
配給:クロックワークス

引用元:映画.com

監督:ロドリゴ・ソロゴイェン
製作:ヘラルド・エレーロ、ミケル・レハルサ、メルセデス・ガメロ
製作総指揮:マリエラ・ベスイェフシ、ハビエル・ロペス・ブランコ
脚本:イサベル・ペーニャ、ロドリゴ・ソロゴイェン
撮影:アレックス・デ・パブロ
編集:アルベルト・デル・カンポ、フェルナンド・フランコ
音楽:オリビエ・アルソン

出演:アントニオ・デ・ラ・トレ、ロベルト・アラモ、ルイス・サエラ、ラウール・プリエト、マリア・バレステロス、モニカ・ロペス、ロシオ・ムニョス=コボ、ホセ・ルイス・ガルシア・ペレス、マリア・デ・ナティ、テレーサ・ロサーノ

 

予告編はこちら↓

 

個人的評価:78点

 

ここから感想文(ネタバレ注意!)

『ゴッド・セイブ・アス マドリード連続老女強姦殺人事件』を観た僕の感想をザックリ書いていきますが、この先ネタバレにも触れるので何も情報を入れずに映画を観たいという方は、まず先に映画を観てから読んでください!

 

吃音刑事と暴力刑事 vs デカマラ強姦魔

ハビエルとルイス
(C)2015 TORNASOL FILMS, S.A.

マドリードで老女が階段から落ちて死亡する事件が発生。
最初は強盗殺人として片付けられそうになっていたが、実はレイプされていたことが発覚。
そしてタイトルの通り、老女ばかりを狙った強姦殺人が連続で発生。
事件を追う2人の刑事、果たして事件の真相は・・・

ってな感じの映画なんですけど、まずこの映画が良いのは何と言っても2人の刑事。

1人は吃音の刑事ルイス。
超優秀なんだけどとにかく他者とのコミュニケーションが全然取れない。
聞き取り調査とかしようとしても吃音で言葉が出てこない。
後々分かることは、母親に暴力を振るわれていたことが原因で吃音になったとか。

そしてもう1人が暴力刑事ハビエル。
登場シーンではブチ切れて同僚をボコボコにした挙句、失明させてしまった現場の監視カメラ映像を観ながらカウンセリング(調査?)を受けている。
とにかく気が荒い。
始めの方で同僚に超つまんない武勇伝を語っているシーンがあるんですけど、そこ観ただけで「あぁ、この人無理」ってなってしまったんですけど。
でも結局映画を観進めていくにつれてどんどんこのハビエルのことを好きになっていってしまうんですけどね!観た人きっと全員そうだ!

この正反対の2人がコンビを組んでいて、相棒のことだけは信頼している(ように見える)その関係性がそもそも良いし、そして一番良いと思ったのはこの2人が何でコンビを組んだのかとか、細かいバックボーンは一切語られないのが本当にイイ!
無駄な説明はいらん!!

この映画通して言えることだけど、細かい設定とかは全然説明されないんだけど、でも分かる。
そして説明が無くて分からないところは、分からないことによって余計気持ち悪さ倍増!みたいな若干突き放した感じがとても良いのです。

もう1人の主役、とんでもない巨根を持つと言われている強姦事件の犯人。
こいつのギョロっとした病んだ目は、『悪人伝』のあいつに通じるものを感じましたよ。

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アイス(?)の舐め方とか超気持ち悪い!

犯行の動機は、こいつもルイスと同じく母親との関係性にあるんですけど。
その関係性は「特別なんてものじゃない」ってことだけ説明されて、詳しいことは結局分からない。
それがまた気持ち悪い。

 

事件の捜査が真相に限りなく近づいたところでハビエルが殺されてしまうんですけど、ここもまったくしんみりしないのです。
終始一貫してどこか冷めているというか俯瞰で見ているというか。
そこが絶妙にイイんですよ。

 

不満だったのは暴力シーンがショボいところ。
馬乗りになって殴る、っていうシーンが何度かあるんですけど寸止め感満載です!!

あとルイスと清掃員の女の件も「なんなの???」って感じでした。
ルイスの童貞みたいなアプローチは可愛くて笑ってしまったのですが、その後のレイプまがいの行為でドン引き。
ハビエルと娼婦の話をしているときに満面の笑みで珍しく爆笑しているところを見ると、ただのド助平なだけかもしれませんが。

 

といった感じで不満も無くは無いけど、一貫してどこか淡々と話が進んでいきつつも、笑えるところは笑えるし、ドキドキハラハラもしっかりさせてくれるし、不思議なバランスの映画で最高でしたよ!
初見で「嫌い」ってなったハビエルが、どんどん魅力的になっていくのも本当に最高!

そんな『ゴッド・セイブ・アス マドリード連続老女強姦殺人事件』は、U-NEXTで観られますよ~

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